14級9号:骨折後の神経症状で、賠償額が299万円から420万円にアップした事例
女性(80代)
14級9号:骨折後の神経症状
1.事故発生
和歌山市在住の女性(80代)が、住宅街の生活道路の交差点を歩行中、道路を右折しようとしてきた加害者運転の自動車に衝突されました。依頼者は、左足関節骨折等の傷害を受けました。骨折自体は治癒しましたが、骨折した部位に神経痛の後遺症状が残りました。
2.相談・依頼のきっかけ
依頼者は、後遺障害14級9号の認定を受け、損害保険会社から約229万円(既払い金約213万円を除く)の示談提案を受けましたが、後遺症状に比べて少額なのではないかとして、当事務所に相談されました。
3.当事務所の活動
当事務所で検討したところ、損害保険会社からの示談提案額は裁判基準の賠償額よりも少ないものでした。そこで、当事務所では、できるだけ適正な賠償額を獲得できるよう示談交渉を行いました。
4.当事務所が関与した結果
おおむね裁判基準にちかい約420万円(既払い金を除く)での示談がまとまりました。
5.解決のポイント(所感)
損害保険会社からの示談提案額と、裁判基準の賠償額とは、かなり差があることが多いです。ですから、示談してしまう前に、示談提案額が妥当かどうかを、交通事故に詳しい弁護士にみてもらうとよいでしょう。
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