後遺障害なし:賠償額が88万円から150万円にアップした事例

1.事故発生

 和歌山市在住の小学生のお子様が、道路を横断中、加害者運転の自動車に衝突されました。お子様は、左下腿開放骨折等の傷害を受けました。

2.相談・依頼のきっかけ

 お子様は、治療の結果、概ね治癒し、その後、相手損害保険から約88万円(既払い金約177万円を除く)の示談提案を受けました。しかし、ご両親は、この示談提案金額に納得できないとのことで、当事務所に相談に来られました。

3.当事務所の活動

 当事務所で相手損害保険からの示談提案内容を検討したところ、概ね自賠責基準で計算しているため、過失割合分を控除しないものの、裁判基準より低いものとなっていました。そこで、できる限り裁判基準での賠償を受けることができるよう、当事務所で積極的に示談交渉を行いました。

4.当事務所が関与した結果

 当初、相手損害保険は、依頼者側が裁判基準で請求するのであれば過失割合分を控除したいとして、約102万円を再提案してきました。さらに、当事務所において過失割合等について積極的に交渉した結果、交渉開始後1か月以内で、ご両親も納得できる150万円(既払い金及び過失割合分を除く)での示談がまとまりました。

5.解決のポイント(所感)

 自賠責は、被害者の最低限の救済を目的としていますので、被害者側に相当重い過失がなければ過失割合を控除しません。ですから、相手損害保険が概ね自賠責基準で計算して示談提案をしてくるときは、過失割合分を控除しません。これに対し、被害者側が自賠責基準よりも高い裁判基準で請求すると、相手損害保険は過失割合分を主張してくることが多いですが、相手損害保険の主張する過失割合が必ずしも妥当なものとは限りません。相手損害保険が主張する示談提案額や過失割合に納得できないときは、弁護士にご相談ください。

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