後遺障害なし:左母趾末節骨骨折で賠償額が7万円から47万円にアップした事例

1.事故発生

 和歌山市在住の男性(30代)が大型店舗の駐車場内を歩行中、加害者運転の自動車に追突されました。依頼者は、左母趾末節骨骨折の傷害を受けました。

2.相談・依頼のきっかけ

 依頼者は、通院約4か月で骨折は治り、相手損害保険側から賠償額約7万円(既払い金約11万円を除く)とする示談提案を受けました。依頼者は、骨折にしてはこの示談提案額は少なすぎるのではないかと思い、インターネットで当事務所のホームページを見て、相談されました。

3.当事務所の活動

 依頼者の保険の弁護士費用特約を利用して、当事務所で受任し、積極的に示談交渉を行ないました。

4.当事務所が関与した結果

 当事務所での受任後も、相手損害保険側は29万円を再提案してきましたが、示談交渉開始から約2ヶ月で、無事、依頼者も納得できる約47万円(既払い金除く)での示談がまとまりました。

5.解決のポイント(所感)

 交通事故の通院慰謝料は、裁判基準では、通院期間によって金額の目安がおおむね定まっているのですが、治療期間に比べて通院実日数が少ない場合、通院実日数の3倍ないし3.5倍の期間を基準に通院慰謝料を減額修正されることがあります。このケースでも、相手方損害保険は、通院実日数が少ないことを理由に、通院慰謝料の減額修正を主張してきました。もっとも、このケースでは、お怪我の内容が骨折でしたので、通院実日数が少ないことを理由に通院慰謝料を減額修正するのは不適切だと反論し、最終的には、概ね裁判基準に近いところで示談がまとまりました。相手方損害保険から示談が提案されたときは、本当にそれが妥当なものか、一度は弁護士にご相談ください。

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