後遺障害なし:頸椎捻挫で、賠償額が73万円から82万円にアップした事例

女性(20代)
後遺障害なし:頸椎捻挫

1.事故発生

 和歌山市在住の女性(20代)が、片側2車線の幹線道路の追越車線を自動車で直進中、道路外から追越車線に出てきた加害者運転の自動車に衝突されました。依頼者は、頸椎捻挫等の傷害を受けました。

2.相談・依頼のきっかけ

 依頼者は、治療の結果、症状が概ね治癒し、相手損害保険側から賠償額約73万円(既払い金を除く)とする示談提案を受けました。しかし、以前当事務所に相談された知人から、「交通事故の示談交渉は弁護士に相談した方が絶対よい」というアドバイスを受け、当事務所に相談されました。

3.当事務所の活動

 当事務所で検討したところ、相手損害保険側からの示談提案内容は、過失相殺をせずに自賠責基準で計算しているものでした。そこで、当事務所において、裁判基準で損害額を計算しなおし、示談交渉を行いました。

4.当事務所が関与した結果

 相手損害保険側は、裁判基準での損害額を概ね認めるものの、今度は、示談済みの物損での過失相殺15%を主張して、以前とほぼ同じ賠償額約73万円(既払い金を除く)とする再提案をしてきました。

これに対し、当事務所において、道路外から自動車でいきなり追越車線に出てきた加害者側の落ち度が重いことを主張し、その結果、過失割合を10%として、約82万円(既払い金約74万円と過失相殺分を除く)での示談がまとまりました。

5.解決のポイント(所感)

 過失割合が争いとなることは時々ありますが、先に物損で過失割合を決めて示談してしまうと、のちのちの人損での示談交渉のときに、相手損害保険側が、物損で示談済みの過失割合にかなりこだわるような印象を受けます。
先に物損の示談を進める場合でも、過失割合については、慎重に対応されるのがよいでしょう。

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