治療費の打ち切りについて

page-image_0005交通事故にあって怪我の治療を続けている場合,加害者側保険会社が治療費を支払ってくれることが一般的です。しかし,頚椎捻挫や腰椎捻挫など,いわゆるムチウチの場合,治療の途中であるにもかかわらず,保険会社が治療費支払いの打ち切りを主張してくることがあります。月1回ペースなど,まめに医師の診察を受けていない場合に,3~4ヶ月目くらいで打ち切りを主張されるケースが多いようにも思われます。

これが骨折や挫傷などの場合には,治療継続の必要性は客観的に判断できますから,保険会社が途中で打ち切りを主張してくることはあまりないのですけれども,いわゆるムチウチの場合には,痛いとか痺れるといったような神経症状ですから,治療継続の必要性が客観的に判断しづらいところに原因があるのかもしれません。

被害者側としては,まだ痛かったり痺れたりしているのに,治療費支払いが打ち切られてしまうというのは大変困るのですが,裁判で決着をつける以外に,保険会社に治療費の支払いの継続を強制することはできません。

そうすると,被害者側としては,①もうちょっとだけ治療費支払いをしてもらえるよう,保険会社と交渉するか(但し,1か月くらい支払を伸ばしてもらえるかどうか,という感じになることが多いです。),②打ち切りと同時に治療を終了するか③自費で治療を続けるか(自費で支払った治療費は,後日,損害として請求することができますが,必ずしもその全額を賠償してもらえるとは限りません。),の選択を迫られることになります。

このうちどれを選択するのがよいかは,ケース・バイ・ケースですので(例えば,ムチウチで後遺障害等級認定を求める場合には,最低でも半年以上治療を続ける必要がありますので,その場合には,保険会社と交渉するか,自費で治療を続けるしかありません。),お困りの際は,弁護士にご相談ください。

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